どんな電動自転車にどういったバッテリーを搭載するのかについては、電動自転車の
機構上の様々な問題をクリアして決定されます。電動アシスト比率最大でどのくらい稼動
した場合の消耗度やバッテリーの寿命等々自転車ライトの負荷も問題でしょう・・。
ところがフル電動自転車の場合、電動アシスト自転車での設定に比べれば規格外が充
分に予測されるところ。余程の電気知識と経験がないと対応できないケースも充分に考え
られます。パフォーマンスに比して安い価格のフル電動自転車とは言え、お金を出して買
ったものは末永く使いたいもの。この願望にストップをかけてしまうのがフル電動自転車
のバッテリーの問題ではないでしょうか。
フル電動自転車のバッテリーと充電の問題
フル電動自転車を購入し大切な初期充電に臨むにあたり不安をもたれる人も多いと聞
きます。しかし、販売店の多くではこれに応えてくれるところが少なく、こうなるとどこ
に行っても責任を持って回答してくれるところが無いことになります。フル電動自転車の
場合、電動自転車本体の購入より自転車部品の問題が多きいのです。
これらのことを考慮すると、フル電動自転車の中には既存の有名メーカー製の電動ア
シスト自転車に使っているバッテリーを搭載しているケースがあるので、そういったモデ
ルにのみ的を絞って購入することだと思います。そのバッテリーがその後の走行でどうな
るかについてはわかりませんが、バッテリー単体への充電方法や充電器の種類などについ
てはどこかの店頭での情報が得られるからです。
それにしてもバッテリーの如何で購入するモデルが限定されるというのも悲しい話で
す。しかし、完全を期するならこれが現実。こういったこともわきまえてフル電動自転車
の購入に踏み切るべきです。せっかく購入した自転車にロックをするまでもなく使えない
では話になりません。また、折りたたみ軽量をうたう電動自転車を輪行袋に入れるまでも
ありません。
