フル電動自転車 激安 そのモデルについて

フル電動自転車の激安販売には特に注意が必要です。有名メーカー製の従来の電動アシスト自転車であれば、激安とはいかないまでも「格安」で販売するしっかりとした販売店も多く存在します。しかし、あきらかにフル電動によって走行可能な機能を持つものについては、販売店も限られており、さらに実店舗となると希少であるといっていいと思います。

フル電動自転車の激安モデル

現状、フル電動自転車の多くはネット通販による「激安」ものの入手となるケースが多くなっています。長きにわたる電動アシスト自転車の販売によって培われたOEMの進捗と中国等の海外生産によるコストダウン、さらに加えてアウトレット品ともなると、定価10万円クラスのものがその半分程の、いわゆる激安で出ていることがあります。

高性能を激安で、ということになりますが、法的にも全て自己責任を前提に「フル電動自転車」を購入する場合は、商品紹介ページ以外の詳細について詳しく検討する必要があります。商品紹介される機能を全て安全に入手するにはどうしたら良いかという視点で詳細を検討すべきです。販売価格は二の次であり、最終的にいったいいくらになるのかということを念頭におくべきです。格安自転車パーツ類や激安自転車を購入するのとは訳が違います。

口コミ情報などでは、フル電動自転車の購入に失敗した例が多く見受けられます。きちんと組み立てができなかった。バッテリーが粗悪品で寿命が極端に短かった。送られてきた部品に欠品があり、問い合わせてもなかなか入手できなかった。等々、枚挙にいとまがありません。自己責任に泣いたのでは、激安がとんだ割高になってしまいます。中古自転車や三輪自転車の中古を選ぶ場とは違うのです。

激安モデルを安心して購入するには、やはり実店舗がベストなわけですが、その発祥の地は大阪です。大阪は発祥の地だけあって電動自転車の普及も国内で最も進んだ地域です。このため、近年になって、フル電動走行に関する警察の取り締まりが俄かに厳しいものとなっています。免許がなくても公道を走ることができると偽ってフル電動自転車を販売した自転車販売店の経営者らが詐欺容疑で逮捕されたのが平成17年のことで、以降何件かの販売店が検挙されているとう実情です。

自転車の感覚でフル電動の自転車に乗ると事は法律違反であるという常識の徹底。これが警察サイドのスタンスです。これを考慮すると、実店舗によるフル電動自転車の販売は限りなく不可能なものと思えてなりません。

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